インバウンド観光関連コラム (VOL 3) 『観光競争力世界9位の「日本」の死角は?』

『観光競争力世界9位の「日本」の死角は?』

インバウンド大国を目指すうえで必要なこと
過日、世界経済フォーラムが発表した、観光競争力ランキングで日本は前年の14位から順位を上げ、9位となりました。
「おもてなし」の心を代表とする日本人のホスピタリティーの高さが高評価された結果のようです。
一方、評価が低かった項目としては「価格競争力」やWIFI設備等の「サービスインフラ」の不足が指摘されました 。
確かにWIFIの無料スポットは海外に比べるとまだまだ日本は不足しています。地方創生を合言葉に、各地方自治体もWIFIの整備には急ピッチで取り組んでいますが、現状はまだまだのようです。

日本の強みともいえる「おもてなし」への高評価で、世界のトップ10入りを果たした形ではありますが、今後どのようにさらなる成長を目指してゆくべきでしょうか?
先に挙げたサービスインフラの拡充はもちろん必要ではありますが、何と言っても強みである「おもてなし」力のさらなる向上を期待したいものです。

 

インバウンド先進地域で見た光景
先日、インバウンド先進エリアと言われている首都圏近郊の某所へ行ってきました。
予想通り、アジア系のインバウンド観光客で大賑わいではありましたが
忙しさのせいか、以前訪問した時と比べて、幾分サービスレベルは低下している印象も受けました。
特に感じたのは、外国語の表記や説明が不十分なこと。
結果的に対応に時間がかかって、飲食店や交通機関では、渋滞の列が発生していました。
流暢な外国語を操る必要はありませんが、それをカバーするための表記ツールや、一般的な会話トレーニングくらいは、インバウンド観光客受け入れ前に最低限整えたいところでしょう。
インバウンド先進地域ですら、このような状況であることを考えると、「おもてなし」での高評価に甘んじている余裕はないのかも知れません。

一番避けたいことは、インバウンド観光客がいるからという理由で、日本人観光客の足が遠のくことではないでしょうか?
実際に、先の某所での私の印象はそれに近いものとなってしまいました。
インバウンド観光客を受け入れることで、日本人観光客が減ってしまっては
本末転倒です。
インバウンド観光客と日本人観光客が「共存」出来る環境を生み出すこと。
そのために、地域をあげて、取り組むことはまだまだ存在するようですね。
今回の観光競争力、世界トップ10入りに甘んじることなく、さらなる「おもてなし」力の向上を目指してほしいと思います。

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