これまでの研究活動(田原洋樹)

 

これまで自身は一貫してビジネスパーソンや学生が、どのようなプロセスで成長するかという、人材育成研究に従事してきた。学生に対しては、アクティブ・ラーニング型授業を通じて、地域との関わりを意識的につくることで、就職活動や社会人になってから必要とされるジェネリック・スキルの醸成に携わっている。

 

平成29年度・30年度は明星大学に所属し、経営学部の新入学生を対象とした、域学連携をテーマとした体験型プログラムの開発・運営に携わっている。プログラムを通じ、新入学生が大学生活にスムーズに入っていけるように、経営学の基礎リテラシーの習得と、グループワークを活用したチームビルディングを取り入れている。今年度(平成30年度)は、多摩地域の老舗和菓子メーカーと協働し、和菓子のパッケージデザイン開発を手掛けた(日野市のふるさと納税返礼品として登録)。一般的に、域学連携型授業は比較的3年次や4年次のゼミ活動の一環で行われることが多い中、初年次から、域学連携型授業を受講させることで、その後の学生生活や就職活動に好影響をもたらすことが期待される。

(論文:「域学連携教育がもたらす、企業人材育成への影響について」 田原 洋樹 地域活性研究Vol.9,pp.407-414 2018年4月)

 

【日本経済新聞 2018年10月24日 「キャンパス発 この一品」】

【株式会社紀の國屋さまと共同で開発したスイーツの新商品】

 

平成25年度から30年度は東京国際大学に所属し、地域の課題解決を目指した、ワークショップ型まちおこし講座を担当している。きっかけは文部科学省が管轄するCOC事業の採択を受けたことであったが、現在は大学の自主財源で運営している。地域住民や諸団体と活動を共にすることで、学生のコミュニケーション能力や課題解決力の向上が垣間見え、学生の成長を実感している。講座を経験した学生が、その後も、地域貢献活動を継続していることや、地元の企業へインターンシップ活動に入ることが散見され、学修と地域への貢献という域学連携が目指す成果が見られる。活動の成果としては、平成28年度・29年度と、JTBが主催し、観光庁や経済産業省が後援する「観光まちづくりコンテスト」に2年連続で受賞している。(受賞:観光まちづくりコンテスト・多摩川ステージ「ミズベリング賞」2017年9月)

 

平成23年度から平成30年度は株式会社オフィスたはらを起ち上げ、地域人材育成や、地域雇用創出を観点に、講演活動やコンサルティング活動に従事してきた。平成23年度からは、厚生労働省が管轄する実践型地域雇用創造事業に、講師として、全国17の自治体で講演やセミナーを実施してきた。また、平成28年度と29年度の2年にわたり、奈良県大和高田市が運営する地域再生マネジャー事業で、外部専門家として、定例会議のファシリテーターやコメンテーターを担った。地元高校生と市民が協働して地元商店街の活性化を目指す活動は、新聞やウェブ媒体などで大きく報じられた。(講演:「地方創生は人づくりから~地域人材育成の進め方~」 田原 洋樹 石川県庁2017年12月)

(著書:課長のための「やらない」教科書: チームマネジメントは、“最小限”でいい  田原 洋樹 三笠書房 2016年12月)(寄稿:脚光を浴びる産業観光のメリットと成功に導くための秘策と活動指針 田原 洋樹 近代中小企業 48(5)8-11 2013年5月)

 

平成19年度から平成22年度にかけては、株式会社リクルートマネジメントソリューションズにて、多くの民間企業や自治体などで、人材育成に携わってきた。人が成長する過程には一定の条件が必要であり、それは本人の動機や意識の問題、仕事に対する少しの工夫が影響することを実感した。また、平成21年と22年度は、観光庁が主催する「地域活性化」のワークショップに携わった。地域の人が「観光」を軸にどのように活性化していけば良いかを、地域人材の育成という観点で、西日本を中心に講演活動を行った。

 

【大和高田市地域再生マネジャー事業】

 

【明星大学多摩ブランド創生コース 商店街視察】

平成4年度から平成19年度にかけては、株式会社ジェイティービーで、地域の観光振興に従事した。平成15年度には、地域活性化の一環として、地域にあるサッカースタジアムの有効活用を企画した。この取り組みは、旅行会社の脱旅行化事業として、日経新聞や朝日新聞、フジテレビ等、多くのマスメディアで紹介された。その他、ゲーム会社のセガと協働し、湘南の海の家でのキャラクターグッズの販促事業や、ホンダの新車PRを四国や九州で大規模に展開するなど、企業と地域との連携プロジェクトを数多く手がけてきた

 

明星大学経営学部 特任准教授 田原洋樹

hiroki.tahara@meisei-u.ac.jp

 

 


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