地域の産業活性化について考えたいと思います。
先日、あきる野市の秋川駅北口産業活性化戦略委員会にアドバイザーとして参加させていただきました。
秋川駅はサマーランドの玄関口であり、また近隣には秋川渓谷という都内有数の観光スポット
があります。
一方、秋川駅周辺の商店は、近年大型ショッピングセンターの開店により、来店者が
減少傾向にあります。
地域の特徴を踏まえ、また最近の環境変化を捉えて、どのように活性化の道筋を
つくっていくべきか?委員の皆さまと予定時間を大きく過ぎて、議論を重ねました。
大きな費用を投資した駅前のイルミネーション事業をどうすれば、より市民に受け入れられ
観光客にも魅力ある資源として愛されるようになるのか?
近隣大型ショッピングセンターを脅威と捉えるのではなく、機会と考える
発想があるのではないか?
もっともっと、顧客の目線に立って、顧客価値を考えないといけないのではないか?
などなど。
そんな議論の中でも、ひと際関心が高かったのは、学生との連携活動です。
私が携わってきた、埼玉県川越市や、奈良県大和高田市での事例を中心に
学生のアイデアの斬新さ、ユニークさ、その潜在的な可能性についてお話をしました。
また、先年秋から手掛けております、明星大学経営学部、田原ゼミ(まちもり)についての
活動報告もさせて頂きました。
秋川駅周辺のグルメマップ製作の中間報告です。
学生のエネルギッシュで、新しい発想力、創造性に大きな期待を寄せて頂いて入ることを
実感する場となりました。
地域の産業活性化に今や欠かせない、学生の存在。
また、教員の立場からも、学生を育てる上において、このような実践的な教育に大きな可能性を感じています。
域学連携活動、頑張ります!
明星大学 経営学部 特任准教授 田原洋樹
hiroki.tahara@meisei-u.ac.jp